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2015年12月30日09時42分

【市況】概況からBRICsを知ろう~上海総合指数は値上がり、金融株が相場をけん引


【ブラジル】ボベスパ指数 43653.97 -0.25%
29日のブラジル株式市場は続落。主要指標のボベスパ指数は前日比110.37ポイント安(-0.25%)の43653.97で取引を終えた。44041.53まで上昇した後、43523.30まで下落した。

米国の原油在庫の減少予想から、NY原油先物が上昇したことが、ブラジル株の買いにつながった。一方、29日に発表されたブラジルの11月基礎的財政収支で、赤字が大幅に拡大したことが売り材料となり、ボベスパ指数は前日終値(43764.34)を挟んで綱引きが続いた。

【ロシア】MICEX指数 1763.38 +1.86%
29日のロシア株式市場は反発。主要指標のMICEX指数は、前日比32.18ポイント高(+1.86%)の1763.38で取引を終了した。1727.08から1763.38まで上昇し、高値引けとなった。

米国の原油在庫の減少予想に絡み、ブレント原油先物が上昇したことがロシア株の反発につながった。また、ロシアの経済情勢の悪化への対応として、「クドリン前財務相(2011年辞任)が、プーチン大統領や政府高官らと政権の上級ポストへの復帰について協議している」、との動きも好感された可能性。


【インド】SENSEX指数 26079.48 +0.17%
29日のインドSENSEX指数は強含み。前日比45.35ポイント高(+0.17%)の26079.48、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同3.80ポイント高(+0.05%)の7928.95で取引を終えた。

後半にいったんマイナス圏に転落したが、その後は再び買い戻された。手掛かり材料が少ない中で、方向感の乏しい展開となった。また、2015年の残りはあと数日となり、積極的な買いは手控えられた。

強弱材料では、モディ首相によるパキスタンの訪問を受け、両国間の貿易量が大幅に増加するとの期待が好感された。また、インドが高い成長率を維持するとの観測も引き続き支援材料となった。

【中国本土】上海総合指数 3563.74 +0.85%
29日の上海総合指数は値上がり。主要指標の上海総合指数は、前日比29.96ポイント高(0.85%)の3563.74ポイントと反発した。

金融株が相場をけん引する。興業銀行(601166/SH)が2.0%、光大証券(601788/SH)が1.9%、中国平安保険(601318/SH)が1.3%ずつ値を上げた。華夏銀行(600015/SH)も3.2%高と急伸。損害保険で中国最大手の中国人民財産保険(PICC:2328/HK)が28日引け後、華夏銀行の株式を取得すると発表したことが手がかりだ。消費関連株や自動車株、不動産株、インフラ関連株、ITハイテク関連株などもしっかり。

《NH》

 提供:フィスコ

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