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【通貨】英ポンド週間見通し:底堅い動きか、原油相場の反発は支援材料に


■弱含み、対ユーロでのポンド売りの影響受ける

先週のポンド・円は弱含み。対ユーロでのポンド売りが観測されたことやドル・円相場が円高方向に振れたことが要因。クリスマス前でポジション調整目的とみられるポンド売り・円買いも観測された。取引レンジは178円71銭-181円23銭。

■底堅い動きか、原油相場の反発は支援材料に

今週・来週(12月28日-1月8日週)のポンド・円は底堅い展開か。原油価格が持ち直す傾向が出てきたことがポンド買い材料として注目されそうだ。1月4日に発表される製造業購買担当者景気指数(PMI)が予想通りならば、ポンド相場の押し上げ要因となる見通し。ドル・円相場に大きな動きがない場合、ポンドの対円レートは下げ渋る展開が予想される。

○発表予定の英主要経済指標・注目イベント
・1月4日:12月製造業PMI(予想:53.0、11月52.7)
・1月6日:12月サービス業PMI(予想:55.6、11月55.9)
・1月8日:11月商品貿易収支(予想:-105億ポンド、10月:-118.27億ポンド)

予想レンジ:178円00銭-182円00銭

《FA》

 提供:フィスコ

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