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【通貨】豪ドル週間見通し:もみあいか、米雇用統計への期待で上げ渋る展開も


■強含み、中国株高などを意識した買い

先週の豪ドル・円は強含み。中国株が強い動きを見せたことや原油先物の反発が意識されたようだ。また、ユーロ高・米ドル安を意識して豪ドル買い・米ドル売りが優勢となったことも、豪ドル高・円安の一因となった。取引レンジは86円65銭-87円73銭。

■もみあいか、米雇用統計への期待で上げ渋る展開も

今週・来週(12月28日-1月8日週)の豪ドル・円はもみあいか。米国との金利差縮小を想定した豪ドル売りは一服している。ただし、12月米雇用統計に対する期待感があることから、短期筋などの豪ドル売り・米ドル買いの取引は多少増える見込み。米ドル・円相場に大きな動きがない場合、豪ドルは対円でやや上げ渋る可能性がある。

○発表予定の豪主要経済指標・注目イベント
・1月7日:11月貿易収支(予想:-29.7億豪ドル、10月:-33.05億豪ドル)
・1月8日:11月小売売上高(前月比予想:+0.4%、10月:+0.5%)

予想レンジ:85円00銭-90円00銭

《FA》

 提供:フィスコ

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