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【市況】個別銘柄戦略:引き続き節税対策の換金売りなどに警戒感も


海外投資家不在で様子見ムードが強い中、昨晩は外部環境に大きな変化もなく、前日終値を挟んだ膠着相場が想定される。物色の手掛かり材料も乏しい状況といえよう。昨日2016年度予算案が閣議決定されたことで、保育・介護や訪日関連など、政策期待銘柄に関心が向かうかに関心。ただ、節税対策のための換金売りに対する警戒感もあり、個人投資家の動きは鈍くなると考える。むしろ、来週以降の需給改善を期待して、直近で需給面主導で売られてきた銘柄には、引けにかけてリバウンドを狙った動きが強まるか注目したい。需給関連で言えば、来週のTOPIXイベントを控えた郵政各社の動向などにも関心が向かう余地。

《KS》

 提供:フィスコ

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