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【市況】マザーズ指数は大幅に4日続落、本日IPOのソーシャルワイヤーは一時ストップ高/マザーズ市況


 本日のマザーズ市場では、年末を前にミクシィ<2121>、SOSEI<4565>など主力株を中心として幅広い銘柄に利益確定売りが広がった。朝方買いが先行したものの、その後マイナスに転じ、下げ幅を広げる銘柄が多く見られた。物色は強い値動きとなっている直近IPO銘柄や材料株の一部に集中した。なお、マザーズ指数は大幅に4日続落、売買代金は概算で1007.26億円。騰落数は、値上がり30銘柄、値下がり185銘柄、変わらず3銘柄となった。
 個別では、ミクシィやSOSEI、オープンドア<3926>、モルフォ<3653>、FFRI<3692>などが軟調。直近IPO銘柄のビジョン<9416>、ダブルスタンダード<3925>のほか、メディビ<2369>、インスペック<6656>、グリーンペプタイド<4594>、リンクバル<6046>が10%超のきつい下げとなった。一方、インフォテリア<3853>やサイバダイン<7779>がプラスを確保し、インベスターズクラウ<1435>やFS<2159>も堅調。また、直近IPO銘柄のマイネット<3928>とアークン<3927>、材料の観測されたCANBAS<4575>とシグマクシス<6088>がストップ高まで上昇した。
 なお、本日マザーズ市場へ新規上場したソーシャルワイヤー<3929>の初値は公開価格を約57%上回った。また、ソネット・メディア<6185>は上場2日目の本日、公開価格の約2.4倍となる初値を付けた。ソーシャルワイヤーは初値形成後ストップ高まで上昇する場面があったが、その後値を崩す形となった。ソネット・メディアは利益確定売りに押されストップ安で本日の取引を終えた。
《HK》

 提供:フィスコ

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