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【市況】NY株式:ダウは185ドル高、原油・商品価格の上昇を好感


23日の米国株式相場は上昇。ダウ平均は185.34ドル高の17602.61、ナスダックは44.82ポイント高の5045.93で取引を終了した。アジアや欧州株式相場が上昇した流れを受け、買いが先行。原油など商品価格の上昇が引き続き好感されており、エネルギーや資源関連株を中心に買いが広がった。11月個人消費支出は予想に一致、11月耐久財受注や11月新築住宅販売は一部予想を下振れたものの材料視されておらず、引けにかけても緩やかに上昇する展開となった。セクター別では全面高となり、特にエネルギーや素材の上昇が目立った。

バイオのセルジーン(CELG)は多発性骨髄腫治療薬「レブラミド」を巡る特許争いが和解したことが好感され、上昇。また、原油や商品価格の反発を受けフリーポートマクモラン(FCX)やエクソンモービル(XOM)などが堅調推移となった。一方で半導体のマイクロン・テクノロジー(MU)は決算発表時に慎重な業績見通しを示したことで下落。スポーツ用品のナイキ(NKE)は予想を上回る決算を発表したものの利食い売りに押された。

25日がクリスマスの祝日で休場となるほか、明日24日も午後1時までの短縮取引となる。

Horiko Capital Management LLC

《TM》

 提供:フィスコ

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