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【材料】テルモが大幅続落、国内大手証券は、会社通期見通しは増額されても小幅な可能性との見方

 テルモ<4543>が大幅続落。午前10時ごろから下げ幅を拡大する展開。現在は本日の安値圏で推移している。前週末18日に年初来高値4125円をつけたものの、日足チャートではローソク足が長い上ヒゲとなったため、テクニカル分析ではその時点で株価の上昇力が弱まっているなどとの見方から、連日で売り込まれているようだ。

 大和証券は、同社の16年3月期第3四半期累計の業績について、営業利益を630億円(前年同期比19%増)程度と試算。会社通期見通し(営業利益760億円)は増額されても小幅な可能性との見方を示している。ただ、北米心臓血管事業は好調持続で、国内「Ultimaster」も立ち上がり良好と解説している。現時点で、レーティングは「2」(アウトパフォーム)を継続している。
《MK》

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