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【市況】全般高安まちまち、値がさの一角に振らされる/後場の投資戦略


日経平均 : 18892.81 (-23.21)
TOPIX  : 1533.15 (+1.87)

[後場の投資戦略]

 高安まちまちの中、指数インパクトの大きいファーストリテ<9983>、テルモ<4543>、TDK<6762>、ファナック<6954>などの値動きに振らされているようである。そのため、材料株での短期的な値幅取り狙いの売買が中心になりやすいだろう。とはいえ、資金の逃げ足も速いため、個別の材料を手掛かりとしても持続的な物色も期待しづらい面もある。
 なお、2020年東京五輪のメイン会場となる新国立競技場の整備計画で、大成建<1801>などが提案したA案を採用することを政府の関係閣僚会議に報告し、安倍首相は了承した。これを受けて大成建は堅調に推移しているが、これが他の関連銘柄等へ波及をみせてくるかが注目されるところ。一過性となるようだと、相当市場参加者は限られているとみる必要がありそうだ。(村瀬智一)
《NH》

 提供:フィスコ

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