【通貨】NY為替:ドル・円は121円19銭、利上げペースに関する発言でドルは下げ渋る
21日のニューヨーク外為市場でドル・円は、121円43銭から120円85銭まで下落し、121円19銭で引けた。この日発表の米国の11月シカゴ連銀全米活動指数が、プラス転換予想に反してマイナスとなったこと。また、NY原油先物の下落が続いていることで(1月限が一時34ドル割れ)、米国10年債利回りが低下し、ドル売りが優勢になった。ただ、その後、米アトランタ連銀総裁の利上げペースに関する強めの発言で、ドルは下げ渋った。
ユーロ・ドルは1.0858ドルから1.0938ドルまで上昇し、1.0915ドルで引けた。ユーロ・円は131円79銭から132円32銭まで上昇した。
ポンド・ドルは、1.4923ドルまで上昇後、1.4878ドルまで下落。ドル・スイスフランは、0.9950フランから0.9898フランまで下落した。
《KK》
提供:フィスコ