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2015年12月21日18時35分

【市況】21日の香港市場概況:ハンセン指数0.2%高で反発、安寄り後に持ち直す展開


週明け21日の香港市場は値上がり。主要50銘柄で構成されるハンセン指数が前営業日比36.12ポイント(0.17%)高の21791.68ポイント、本土企業株で構成されるH株指数が112.58ポイント(1.17%)高の9746.99ポイントと、そろって反発した。売買代金は598億8200万香港ドルに縮小している(18日は748億5500万香港ドル)。

安寄り後に持ち直す展開。先週末の海外株安などを嫌気して売りが先行したものの、下値は固く、徐々に買いの勢いが増した。翌年度・経済政策の基本方針を決める「中央経済工作会議」は、本日にも閉幕する見通し。同会議での決定内容に対する期待が高まっている。過度な元安懸念も薄らぐ。中国人民銀行(中央銀行)は朝方、人民元の対米ドル基準値を11日ぶりに元高・ドル安に設定。外国為替市場では、人民元レートが小幅ながら続伸している。元安を背景として、これまでは資金流出が警戒されていた。

ハンセン指数の構成銘柄では、政府系港湾大手の招商局国際(144/HK)が3.8%高、マカオ・カジノの銀河娯楽集団(ギャラクシー・エンターテインメント:27/HK)が3.4%高、石炭最大手の中国神華能源(1088/HK)が3.3%高と上げが目立った。

本土系の証券・保険株も高い。中信証券(6030/HK)が3.9%、海通証券(6837/HK)が2.5%、中国農業銀行(1288/HK)が3.8%、中国民生銀行(1988/HK)が2.5%ずつ値を上げた。中国の空運株も急伸。中国南方航空(1055/HK)が10.1%高、中国東方航空(670/HK)が4.3%高、中国国際航空(753/HK)が3.0%高で引けた。人民元レートが対米ドルで下げ止まりをみせるなか、ドル建て債務の実質負担が増加するとの懸念が和らいでいる。原油安を受けて、燃油コストが低減するとの期待も強まった。

【亜州IR】

《SY》

 提供:フィスコ

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