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【市況】東京株式(前引け)=大幅続落、9割の銘柄が値を下げる

 21日前引けの日経平均株価は前週末比322円安の1万8664円と大幅続落。前場の東証1部の売買高概算は11億439万株、売買代金概算は1兆960億2000万円。値上がり銘柄数は149、対して値下がり銘柄数は1727、変わらずは54銘柄だった。
 
 きょう前場の東京株式市場は、前週末の米国株市場の急落などを受けリスク回避の売りが続いた。原油市況の下落が株式市場にも重荷となっている。また、為替が取引時間中に121円台を割り込むなど円高傾向に振れていることもネガティブに作用している。市場参加者不足が指摘されるなか、クリスマス休暇を控え海外投資家が換金売りを進めているとの観測も出ている。東証1部の9割に相当する銘柄が安くなり、日経平均は300円を超える下げとなった。

 個別では東芝<6502>が商いを伴い大幅安。トヨタ自動車<7203>、ソニー<6758>が値を下げたほか、ファーストリテイリング<9983>も大きく下落した。TOWA<6315>、日本アジア投資<8518>も急落した。一方、さくらインターネット<3778>が一時4連続ストップ高に買われる人気となったほか、ペプチドリーム<4587>も値を飛ばした。NTT<9432>、キヤノン<7751>もしっかり。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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