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【市況】NY株式:ダウは367ドル安、原油続落を嫌気


18日の米国株式相場は下落。ダウ平均は367.39ドル安の17128.45、ナスダックは79.47ポイント安の4923.08で取引を終了した。原油価格が続落となったことが嫌気される中、オプションや先物の決済日が重なるクアドプル・ウィッチングで出来高が膨み、引けにかけて下げ幅を拡大する展開となった。節税目的で年末までに含み損を確定しようとする動きも出ていると見られ、セクター別でも全面安となっており、特に銀行や各種金融の下落が目立った。

航空機メーカーのボーイング(BA)は、ウェルズ・ファーゴの投資判断引き下げで下落。またウォルト・ディズニー(DIS)は、スターウォーズの新作映画「フォースの覚醒」を本日から公開したが、傘下のケーブルテレビ事業の収益悪化懸念から売られた。時計・アクセサリーのフォッシル(FOSL)はゴールドマン・サックスの目標株価引き下げで軟調推移となった。一方で携帯端末のブラックベリー(BBRY)は予想を上回る決算を発表して上昇。

来週は25日がクリスマスで休場となるほか、24日も午後1時までの短縮取引となる。市場関係者の多くも休暇に入ることから、週を通じて閑散取引となることが予想される。



Horiko Capital Management LLC

《TM》

 提供:フィスコ

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