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【通貨】12月17日のNY為替概況


17日のニューヨーク外為市場でドル・円は、122円42銭へ下落後、122円87銭まで上昇した。

米国の12月フィラデルフィア連銀製造業景況指数が予想外のマイナスに落ち込んだことを嫌気しドル買いがいったん後退する局面もあったが、米連邦準備制度理事会(FRB)によるほぼ10年ぶりの利上げを織り込むドル買いが継続し底堅い展開となった。

ユーロ・ドルは、1.0871ドルから1.0803ドルへ下落した。オーストリア中銀のノボトニー総裁が「米国の利上げは予想に一致、かなりの期間欧州中央銀行(ECB)との金融政策が相違することになると予想する」「コスト競争力において、為替は重要な要素」との発言を受けてユーロ売りが強まった。ユーロ・円は、133円23銭から132円62銭へ下落。

ポンド・ドルは、1.4938ドルから1.4865ドルへ下落した。

ドル・スイスは、0.9912フランへ下落後、0.9991フランへ上昇した。


[経済指標]・米・先週分新規失業保険申請件数:27.1万件(予想:27.5万件、前回:28.2万件)・米・失業保険継続受給者数:223.8万人(予想:220.0万人、前回:224.5万人←224.3万人)・米・12月フィラデルフィア連銀製造業景況指数:-5.9(予想:1.0、11月:1.9)・米・7-9月期経常収支:-1241億ドル(予想:-1186億ドル、4-6月期:-1111億ドル←-1097億ドル)

《KY》

 提供:フィスコ

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