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【材料】日新製鋼が反落、米系大手証券がダウングレード

 日新製鋼<5413>が反落。売り気配で始まったものの、安寄り後は下げ幅を縮小の動きとなっている。

 モルガン・スタンレーMUFG証券では、中国大手ステンレスメーカーによるニッケル銑鉄プロジェクトの稼働や能力増強への警戒感は根強いと指摘。ニッケル価格の先行き不透明感も、ユーザーの買い控えを誘発する悪材料となり得るとの見方で、同社の収益水準が低位にあることから、「エネルギーコスト、ニッケル市況、為替など、前提次第で業績予想が大きくぶれてしまう」とみて、収益コンセンサス自体のブレも大きいと予想。

 レーティングを「イコールウエイト」から「アンダーウエイト」に、目標株価を1250円から1160円に引き下げている。
《MK》

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