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【市況】東京株式(前引け)=ビッグイベント通過で買いムード強まる

 17日前引けの日経平均株価は前日比436円高の1万9486円と続急騰。前場の東証1部の売買高概算は10億9860万株、売買代金概算は1兆3219億3000万円。値上がり銘柄数は1700、対して値下がり銘柄数は141、変わらずは84銘柄だった。

 きょう前場の東京株式市場は、大幅続伸でスタートし取引時間中に買いの勢いが一段と増した。前日のFOMCを受けた米国株市場の大幅高で買い安心感が強まった。ビッグイベントの通過で不透明感が払拭され、外国為替市場で1ドル=122円台後半と円安が進んだことも好感された。一時日経平均は1万9500円台を回復、前引けは若干緩んだものの前日と合わせた日経平均の上昇幅は920円強に達している。値上がり銘柄数は1700に乗せ東証1部全体の88%が上昇した。

 個別では三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>が堅調、ファーストリテイリング<9983>も買われた。ダイキン工業<6367>、キーエンス<6861>も値を飛ばした。マネーパートナーズグループ<8732>が値上がりトップに買われ、ブレインパッド<3655>も大幅高。JPホールディングス<2749>も急伸。半面、コア<2359>が大きく利食われ、TDK<6762>も売られた。アサツーディ・ケイ<9747>、ぐるなび<2440>も値を下げた。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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