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2015年12月17日08時55分

【市況】17日の株式相場見通し=米利上げ決定で不透明感払拭され続伸

 17日の東京株式市場は、同日まで開催された米連邦公開市場委員会(FOMC)で、約9年半ぶりとなる利上げを決めたことで、これまでの利上げ時期を巡る不安感が払拭されたことや、米連邦準備制度理事会(FRB)が声明文で、今後の利上げをゆっくりとしたペースで慎重に実施するとしたことが好感されて米株式市場が大幅高で3日続伸となったことを好感して、買い優勢の展開となりそうだ。

 16日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前日比224.18ドル高の1万7749.09ドルと続伸した。同日まで開催された米連邦公開市場委員会(FOMC)で、約9年半ぶりとなる利上げを決めた。利上げ発表直後は今後の金融引き締めペースに対する警戒感などから売買が交錯し、下げに転じる場面もあった。

 しかし、FRBは声明文で、今後の景気改善には、極めてゆっくりとした利上げが必要になっているなどと指摘し、景気回復の勢いを損なうことがないように、当面利上げは慎重に進めることを強調したことが好感されてしだいに買いが優勢となった。
 17日早朝の東京外国為替市場では、1ドル=122円40銭台と、前日に比べて円b安・ドル高が進行している。

 日程面では、体外診断用医薬品の開発・製造・販売を行うミズホメディー<4595>が東証ジャスダック市場に、総合旅行情報サイト「トラベルコちゃん」などの運営を手掛けるオープンドア<3926>が東証マザーズにそれぞれ新規上場する。このほかでは、日銀の金融政策決定会合(~18日)、11月の貿易統計に注目。海外では、EU首脳会議(~18日)、米7~9月期の経常収支が焦点となる。(冨田康夫)


出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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