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【通貨】NY為替:ドル・円は122円22銭、FOMCほぼ10年ぶりの利上げ決定、ドル上昇


 16日のニューヨーク外為市場でドル・円は、121円38銭へ下落後、122円42銭まで上昇し122円22銭で引けた。米連邦準備制度理事会(FRB)は、連邦公開市場委員会(FOMC)で大半の予想通りほぼ10年ぶりの利上げを決定。声明やイエレンFRB議長の会見で、米国経済や労働市場には依然たるみが存続し、緩やかで注意深い利上げの軌道が示唆されたため一時ドル売りが優勢となった。しかし、全会一致の決定となったことやイエレンFRB議長が米国経済への強い自信を表明したため、ドル買いが再燃した。


 ユーロ・ドルは、1.0888ドルから1.1012ドルのレンジで乱高下し1.0912ドルで引けた。ユーロ・円は、132円93銭から133円78銭へ上昇した。株高に連れてリスク選好の円売りが再燃。


 ポンド・ドルは、1.4961ドルから1.5099ドルのレンジで上下に振れた。ドル・スイスは、0.9811フランへ下落後、0.9921フランへ上昇した。

《KK》

 提供:フィスコ

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