【特集】サン電子 Research Memo(10):積極的投資に伴う利益成長で増配余地は十分
■株主還元
サン電子<6736>の配当政策は、安定的な配当と業績に応じた増配による利益還元を基本方針としている。2015年3月期は、期初予想及び前年実績から5円増配となる1株当たり年15円配(配当性向は22.1%)を実施した。2016年3月期についても年15円配を予定しており、10月7日に業績予想の減額修正を行ったものの、現時点で配当予想の変更はない。
弊社では、同社本来の収益力や財務の状況等を勘案して、年15円配は可能な水準であると判断している。また、中期的には成長分野への積極的な投資が想定されているものの、利益成長に伴う増配の余地は十分にあるとみている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田 郁夫)
《HN》
提供:フィスコ