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【材料】ファーマFが反発、第1四半期営業赤字で着地もアク抜け感強まる

 ファーマフーズ<2929>が反発。前週末11日の取引終了後に発表した第1四半期(8~10月)連結決算は、売上高6億4000万円、営業損益3億7400万円の赤字となり、前年同期(単独)の営業損益1億8600万円の赤字に比べて赤字幅は拡大したが、株価は前週末まで9日続落していたこともあり、アク抜け感から買われているようだ。

 機能性表示食品制度で、「GABA」を配合した新製品の機能性表示が受理されたことを受けて国内売り上げが順調だったほか、前期から中国の複数の大手メーカーと「GABA」の取り引きを開始したことも寄与し売上高は伸長した。ただ、通信販売事業で積極的な先行投資を行ったことが、損益を悪化させた。

 なお、16年7月期通期業績予想は、売上高31億5000万円、営業利益3000万円の従来予想を据え置いている。なお、今期より連結決算のため、前期との比較はない。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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