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【市況】NY原油:続落で35.62ドル、IEA月報を受けて売り継続


 NY原油は続落(NYMEX原油1月限終値:35.62↓1.14)。36.57ドルから35.35ドルまで下落した。国際エネルギー機関(IEA)が公表した石油市場月報で、「需要の伸び鈍化と石油輸出国機構(OPEC)の生産最大化により、供給過剰状態が2016年末頃まで続く」との見通しを示したことが売り材料になった。



 そうしたなか、終盤に米ベーカー・ヒューズ社が発表した国内の石油掘削装置(リグ)稼働数は、前週比21基減の524基。4週連続かつ大幅な減少となったことで、いったん原油の買い戻しになったが、35.85ドルまでの反発にとどまった。

《KK》

 提供:フィスコ

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