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【経済】原油安は英中央銀行の金融政策に重大な影響を及ぼす可能性も


 英中央銀行は2016年に利上げを開始すると予想されているが、市場関係者の間では、原油安の状態が長く続いた場合、利上げ時期は早くても2016年後半になるとの見方が増えている。また、原油安は物価下落の要因となるだけではなく、石油関連株の下落やエネルギー・鉱山関連企業が発行している社債の格下げを招いている。

 米国は12月に利上げを開始し、2016年は3-4回の利上げを行う可能性がある。原油安と米利上げが世界経済に与える影響については慎重に検討する必要があるかもしれない。債券・為替・株式市場は原油安や米利上げの影響を十分に織り込んでいないとの声が聞かれている。
《MK》

 提供:フィスコ

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