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【市況】東京株式(前引け)=値ごろ感から買い戻し優勢に

 11日前引けの日経平均株価は前日比188円高の1万9235円と反発。前場の東証1部の売買高概算は15億3076万株、売買代金概算は2兆661億9000万円。値上がり銘柄数は1360、対して値下がり銘柄数は436、変わらずは128銘柄だった。

 きょう前場の東京株式市場は、朝方は小幅安く始まったものの寄り後すぐに切り返し急反発。前日の米国株市場でNYダウ、ナスダック指数など主要指数が反発したことを受け、東京市場でも広範囲に買い戻される展開となった。前日までの3日間で日経平均は約3.3%の調整をいれていたこともあって、値ごろ感からの買いが優勢となり、一時230円を超える上昇をみせた。原油安でリスクオフの流れが意識されるなかも、取引時間中に為替が1ドル=122円台へと円安方向に振れたことなどが買いを誘った。なお、SQ(特別清算指数)算出値は、市場推計によると1万8943円54銭。

 個別ではトヨタ自動車<7203>が堅調、ダイキン工業<6367>も高い。小野薬品工業<4528>も大きく買われ、村田製作所<6981>も物色人気。TASAKI<7968>が急伸、東京製鉄<5423>、クレディセゾン<8253>も物色人気に。半面、積水ハウス<1928>が安く、セコム<9735>も軟調。ティー・ワイ・オー<4358>が大幅安、gumi<3903>も急落した。ベルシステム24ホールディングス<6183>、ユニプレス<5949>なども値を下げた。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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