【特集】決算プラス・インパクト銘柄 … トーエル、サムコ、神島化 (12月10日発表分)
―決算で買われた銘柄! 上昇率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の12月9日から10日の決算発表を経て11日9時27分現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。
★No.1 ナトコ <4627>
15年10月期の連結経常利益は前の期比13.5%減の10.5億円になったが、16年10月期は前期比23.0%増の13億円に拡大する見通しとなった。
★No.2 サムコ <6387>
16年7月期第1四半期(8-10月)の経常損益(非連結)は1.6億円の黒字(前年同期は1.5億円の赤字)に浮上し、8-1月期(上期)計画の3.1億円に対する進捗率は53.2%となった。
★No.4 神島化 <4026>
16年4月期第2四半期累計(5-10月)の経常利益(非連結)は前年同期比13.0%増の3.3億円に伸びたが、通期計画の8.1億円に対する進捗率は41.7%にとどまり、5年平均の80.9%も下回った。
■決算プラス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 上昇率 発表日 決算期 経常変化率
<4627> ナトコ JQ +3.27 12/10 本決算 22.99
<6387> サムコ 東1 +0.89 12/10 1Q 黒転
<3361> トーエル 東1 +0.79 12/10 上期 -6.26
<4026> 神島化 東2 +0.74 12/10 上期 13.04
※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした11日9時27分株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「%」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。
株探ニュース