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【材料】積水ハウスが続落、第3四半期営業利益23%増も通期据え置きで売り優勢

 積水ハウス<1928>が3日続落。同社は10日取引終了後、16年1月期第3四半期累計(2~10月)の連結決算を発表。売上高は1兆3644億6400万円(前年同期比4.6%増)、営業利益は1116億1800万円(同22.9%増)、最終利益は711億8100万円(同26.8%増)と売り上げ利益ともに好調だった。賃貸住宅事業が都市部での需要増加や、相続税改正に対応するためのニーズを反映して収益を牽引した。また、分譲住宅、マンション事業も高い伸びを示し、全体業績に貢献している。

 ただ、好業績は11月以降の株価上昇である程度織り込まれており、市場の増額期待に反し通期業績予想は従来見通しを据え置いたこともあって、足もとは売りが優勢となっている。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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