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【材料】富士通は小動き、米系大手証券は構造改善施策の追加的説明はポジティブな動きとの見解

 富士通<6702>は前日終値近辺で小動きとなっている。

 ゴールドマン・サックス証券は、同社が16年度に15年度と同等の金額(600ー700億円)の構造改善費用が発生する可能性があることや、同影響を相殺する売却益などを想定していることなどの構造改善施策に関して追加的な説明を12月上旬に行ったことについて、意外感があるとしながらも、基本的にはポジティブな動きと考えている指摘。サービス事業への注力姿勢がより鮮明となったこと、過去は検討対象とならなかったような資産/事業の売却も実施する方針であること、懸念要因は営業損益/最終損益にブレが生じる可能性がある点などをポイントとして挙げている。

 同証券はノーマライズ収益に注目し、同社に対する業績予想とレーティング「買い(コンビクション・リスト)」、目標株価780円を継続している。
《MK》

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