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【市況】東京株式(前引け)=リスク回避ムード強く大幅続落

 10日前引けの日経平均株価は前日比251円安の1万9049円と大幅続落。前場の東証1部の売買高概算は9億5839万株、売買代金概算は1兆787億1000万円。値上がり銘柄数は259、対して値下がり銘柄数は1557、変わらずは107銘柄だった。

 きょう前場の東京株式市場は、前日の海外株安に加え、為替の円高に対する警戒感から引き続きリスク回避の売りが優勢となった。原油市況の下落が投資家心理にマイナスに働いている。サウジアラビア政府系ファンドなどオイルマネーの日本株売りの思惑も、全般地合い悪を助長している。日経平均は一時下げ渋る動きをみせたものの、先物に絡めたインデックス売りなどが足を引っ張り、前引けにかけ再び下げ幅を広げた。

 個別ではファーストリテイリング<9983>が大幅安、ファナック<6954>も値を下げた。マツダ<7261>が軟調、アルプス電気<6770>も安い。横浜ゴム<5101>が大幅安、ディップ<2379>も値を下げた。半面、ソフトバンクグループ<9984>が底堅さをみせ、東芝<6502>も堅調。キョーリン製薬ホールディングス<4569>が大幅高に買われ、日本写真印刷<7915>、テー・オー・ダブリュー<4767>も上昇した。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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