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【市況】10時時点の日経平均は前日比37円安、GDP改定値上振れの影響は限定的


10時時点の日経平均は前日比37.42円安の19660.73円で推移している。米株が下落したものの、為替市場ではドル・円が123円20銭台で推移していることから東京市場は高安まちまち。週末にメジャーSQ値算出を控えていることで先物市場も売買手掛けにくく静かな相場展開となっている。7-9月期GDP改定値が予想を上振れたものの、影響は限定的で東証一部の売買代金は5600億円程度と商いは閑散。

業種別では、水産・農林、空運、小売、食料品、情報・通信がしっかり。一方、鉱業、石油・石炭がきつい下げとなっており、鉄鋼、非鉄金属もさえない。売買代金上位銘柄では、トヨタ自<7203>、三菱UFJ<8306>、みずほ<8411>、日本郵政<6178>、ピジョン<7956>が弱い。一方、ソフトバンクグ<9984>、マツダ<7261>、ファーストリテ<9983>がしっかり。

(先物OPアナリスト 田代昌之)

《MT》

 提供:フィスコ

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