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【市況】個別銘柄戦略:原油安を背景とした資源関連株の動向には警戒感も


CMEは堅調も、米国株安や先行きの材料難を背景に、引き続き上値は重い展開が見込まれよう。週末SQを控えての需給懸念なども拭えないか。7-9月期GDPは想定以上の上振れとなり、好感材料視される可能性がある一方、追加の金融緩和策に対する期待値は低下すると見られる。本日は原油市況を初めとした資源価格の下落を嫌気して、石油や非鉄株など資源関連株が幅広く売り優勢となりそうだ。全体相場の足を引っ張るような流れも想定される。一方、原油安メリットセクターを探る動きなどは強まる余地。空運や海運、化学、タイヤ株などの動きは関心だが、海運は資源価格下落の影響、タイヤはオートバックスの月次伸び悩みの影響などが警戒はされよう。インド新幹線採用で、鉄道関連などにはテーマ物色の流れを想定。前日に続き、郵政グループには新規カバレッジの動きが観測される。ゆうちょ銀や日本郵政などには一部でポジティブな評価、かんぽ生命には強弱感対立といった見方にも。

《KS》

 提供:フィスコ

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