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2015年12月07日15時38分

【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(2):サイバダイン、HIS、ぐるなび、良品計画

■CYBERDYNE <7779>  1,854円  +77 円 (+4.3%)  本日終値
 CYBERDYNE<7779>が3日ぶり反発。同社は11月25日に「HAL医療用下肢タイプ」が、装着型ロボットとしては国内で初めて厚生労働省から医療機器としての製造承認を受けたことを発表、これを材料に連騰し11月末には1937円の年初来高値に歩を進めた。その後は目先の利益確定の動きに株価水準を切り下げていたが、前週の1800円割れで足もとの売りが出切った感触で、きょうは寄り付きの大口買いを号砲に切り返しに転じている。ロボットによる新たな産業革命を成長戦略の重要項目として掲げる安倍政権だが、新3本の矢のひとつに挙げた「介護離職者ゼロ」では、「ロボット新戦略としても最も分かりやすく目に見えやすい分野であり、介護ロボットの本格的な普及が今後の重要な鍵を握る」(国内証券)と指摘され、同社株はその先駆として継続的に注目を集める公算が大きい。

■ロック・フィールド <2910>  3,190円  +115 円 (+3.7%)  本日終値
 4日、Rフィールド <2910> が決算を発表。16年4月期上期(5-10月)の連結経常利益は前年同期比44.7%増の9億円に拡大し、従来予想の6.3億円を上回って着地したことが買い材料。高価格・高付加価値品の拡充や買い合わせ施策の推進などが奏功し、売上が想定より伸びたことが寄与。販管費の抑制や店舗運営の効率化による採算改善も上振れに貢献した。

■エイチ・アイ・エス <9603>  4,065円  +145 円 (+3.7%)  本日終値
 4日、HIS <9603> が決算を発表。15年10月期の連結経常利益は前の期比19.3%増の226億円に伸びて着地。続く16年10月期も前期比12.0%増の254億円に伸び、6期連続で過去最高益を更新する見通しとなったことが買い材料。今期は東南アジア・中国を中心とした訪日外国人客の増加や国内旅行の販売好調で、旅行事業の収益拡大を見込む。業績好調に伴い、今期の年間配当は前期比4円増の26円に増配する方針としたことも支援材料。

■ぐるなび <2440>  2,675円  +95 円 (+3.7%)  本日終値
 ぐるなび<2440>が反発。岡三証券が4日付でレーティング「強気」継続、目標株価を2300円から2950円へ引き上げた。中期的にインバウンド需要の顕在化なども追い風になり業績拡大が続くと指摘。今16年3月期通期連結営業利益で従来予想の58億円から会社側計画と同様の60億円(前期実績50億9900万円)へ、来期予想を69億円から72億円へ引き上げている。

■良品計画 <7453>  26,540円  +900 円 (+3.5%)  本日終値
 良品計画<7453>が4日ぶり急反発。2万6000円台を一気に回復し、再び25日移動平均線を上に抜けてきた。「(同社は)2015年3~11月期の連結営業利益が250億円強と前年同期比4割増え、この期間で最高になったもようだ」と5日付の日本経済新聞が報じた。これを好感するかたちで買いを集めている。国内では「無印良品」が店舗改修効果なども出て顧客数の拡大が顕著、中国などアジアで展開する「MUJI」ブランドも好調で業績を牽引している。

■SMK <6798>  665円  +22 円 (+3.4%)  本日終値
 SMK<6798>が急反発。コネクター、スイッチなどを主力に電子部品を手掛け、市場が急速に立ち上がるウエアラブル端末分野だけでなく、電装化の進展する自動車分野でもカーナビゲーションやITS車載器に展開している。運転支援システム分野で注目される車載HMI(ヒューマン・マシン・インターフェース)などを深耕、自動運転車関連の一角として市場のマークが強まっている。16年3月期の営業利益について会社側では前期比ほぼ倍増となる42億円を見込んでおり、PER13倍に割高感はない。

■サイバーエージェント <4751>  5,370円  +150 円 (+2.9%)  本日終値
 サイバーエージェント<4751>が大幅反発。サイバー、ミクシィ<2121>、楽天<4755>などインターネット関連銘柄に買いが入っている印象。SMBC日興証券がサイバーエージェントのリポートをリリース。レーティング「1」を継続、目標株価を7900円から6900円に引き下げた。一見、ネガティブかと思われたが先週末の終値が5220円で、目標株価を引き下げてもまだ上値余地は大きいと市場では歓迎されたようだ。同証券のアナリストは4月8日に記録した上場来高値7090円(終値)から、半年間で株価は24%調整、Ameba事業の原則、動画配信への先行投資懸念は織り込まれたと解説。足元で業績は好調に推移しているため、強気な見通しを継続している。

■ビックカメラ <3048>  1,150円  +32 円 (+2.9%)  本日終値
 ビックカメラ<3048>が4日ぶり反発。同社は訪日外国人観光客をターゲットとした営業戦略に積極的だ。シダックス<4837>と共同新業態を展開、今週9日からレストランカラオケ・シダックスが提供する「個室・食提供・休息」と、ビックカメラとビックドラッグが提供する「ドラッグ、およびヘルス&ビューティー家電」を融合させた新たなインバウンド対応店舗をスタートさせる。また、「(同社は)月内にも、中国の家電量販大手の国美電器と提携し、中国でのネット通販に参入する。中国では販売されていない日本製の小型家電およそ450点を国美のサイトに出し、日本製家電をより安く買えるようにする。訪日客への知名度アップも狙う」と朝日新聞が4日付で報じており、これも株価を刺激している。

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