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【材料】国内大手証券、化学セクターのトップピックは三井化学、カネカ、積水化学

 SMBC日興証券の化学セクターのリポートでは、総合化学・合繊は下期以降モメンタム鈍化が不可避で、目先バリュエーションの切り上がり余地が乏しいと指摘。電子材料はロジックを中心としたデバイスメーカーの生産調整の影響を受けている事に加え、顧客との契約期間が1年や半年と長期化していることもあり、300mmウェーハの値上げ実現には時間を要するとの見方で、ファインケミカルは原油やナフサ等の原材料価格下落メリットを取り込んでいるため、主力製品の数量効果と相まって下期以降は業績モメンタム好転が見込めると解説。
 サブセクターでは、ファインケミカル>総合化学・合繊>電子材料の選好順を継続。個別では、三井化学<4183>、カネカ<4118>、積水化学工業<4204>をトップピック推奨している。
《MK》

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