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【市況】東京株式(前引け)=リスクオフの巻き戻しで急反発

 7日前引けの日経平均株価は前週末比292円高の1万9796円と急反発。前場の東証1部の売買高概算は8億1517万株、売買代金概算は8999億7000万円。値上がり銘柄数は1600、対して値下がり銘柄数は217、変わらずは105銘柄だった。
 きょう前場の東京株式市場は、朝方から買い優勢の展開で、寄り後も高値圏で売り物をこなし前引けにかけて先物主導で一段水準を切り上げる動きをみせた。米11月の雇用統計発表を受け、今月のFOMCでの利上げが確実視されるなか前週末の米国株市場が大幅高したことから、東京市場でも広範囲に買い戻しの動きが強まった。東証1部全体の83%の銘柄が上昇する買い気の強い地合いとなったが、全体商いは低調で売買代金は前場段階で9000億円弱と萎んでいる。
 個別ではファーストリテイリング<9983>が大幅高、村田製作所<6981>も物色人気。日本郵政<6178>、三井住友フィナンシャルグループ<8316>なども堅調。丸栄<8245>、中外炉工業<1964>が急伸、ベリサーブ<3724>、アマダホールディングス<6113>なども買われた。半面、セガサミーホールディングス<6460>が安く、大阪チタニウムテクノロジーズ<5726>も値を下げた。国際石油開発帝石<1605>、JVCケンウッド<6632>も軟調。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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