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【市況】7日の株式相場見通し=前週末の米株式大幅上昇や、円安進行を好感し買い先行

 7日の東京株式市場は、前週末の米株式市場の大幅上昇や、外国為替市場での円安進行などを好感して買い戻し先行で日経平均株価は反発が予想される。
 4日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前日比369.96ドル高の1万7847.63ドルと3日ぶりに大幅反発した。同日発表された11月の雇用統計で、非農業部門の雇用者数が21万1000人増と、市場予想の20万人程度を上回ったことから、12月の米金利引き上げスタートが確実視され、不透明感が払拭されたとの見方から買いが優勢となった。さらに、米景気に対する先行き好調期待も高まり買い進まれた。ナスダック総合株価指数は、前日比104.744ポイント高の5142.271と大幅高となった。
 7日早朝の外国為替市場では、1ドル=123円20銭台と前週末に比べて円安・ドル高が進行している。
日程面では、10月の景気動向指数、黒田日銀総裁の講演に注目。(冨田康夫)


出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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