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2015年12月04日13時59分

【材料】日新電機が4ケタ乗せ目前でもみ合う、決算発表延期後の崩落越え今期2ケタ増収増益見直し買い続く

日新電 【日足】
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日新電 【日中足】

 日新電機<6641>が3連騰し3日連続で年初来高値を更新。1994年2月以来11年10ヵ月ぶりの4ケタ台乗せ目前に利益確定売りも出て高値もみ合い推移となっている。
 今2016年3月期上期(15年4-9月期)連結決算の発表は10月28日の予定だったが、9月に元従業員の不適切な取引の発生が判明。そして、過去の棚卸資産の計上額に誤りがあったとして延期されていた決算を11月12日に発表した。株価は、いったん、利益確定売りに16日安値718円と失速していた。
 しかし、再発防止への同社対応への取組期待もあり、会社ぐるみの不正会計処理でなかったことや、一部証券会社の投資判断、目標株価引き上げがあり、今期連結経常利益が前期比19.5%増の110億円予想と2ケタ増益かつ14期ぶりに最高益営業利益、経常利益予想とも初の100億円超えの会社予想にあることが買いを誘ったきた。
 同社では、部品販売担当の部門で売上高を2億1000万円過大に計上した会計処理があり、11月24日に元従業員の不正取引を調べた特別調査委員会報告書を受けたと発表。元従業員のほかに複数の現従業員の売上高や利益水増しがあり、11年3月期~15年4-6月期にかけて売上高計10.18億円、税引き前利益3.92億円があった。
(執筆者:熱田和雄 ストック・データバンク)

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