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【材料】マツダが下げ幅縮小、国内大手証券は米国市場でキャッチアップが期待できるとの見解

 マツダ<7261>が続落。ECB追加金融緩和が失望されてユーロは急上昇したことをうけ、きょうの東京市場では欧州関連株が売り優勢となる流れのなか、マツダも大幅安でのスタートとなった。ただ、現在は下げ幅を縮小して推移している。
 大和証券はマツダについて、収益面でも極めて重要な北米SUV/CUV市場での「SKYACTIV」(スカイアクティブ)の拡販余地が依然大きいことは、まだ浸透しきっていない印象と解説。米国市場で市場拡大の割にマツダの販売が伸びていなかったのは、SUV/CUV市場でのモデルラインナップが弱かったのが一因と指摘したうえで、主力モデル「CX‐5」に加え、今夏からは「CX‐3」が加わり、16年前半には「CX‐9」がフルモデルチェンジを迎える公算であることから、競合各社が高収益を享受する同市場で、マツダのキャッチアップが期待できるとの見解を示している。レーティングは「2」(アウトパフォーム)を継続、目標株価は2800円から3100円へ引き上げられた。
《MK》

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