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【材料】日本水産、サーモン市況に注目、大和証券がレーティングと目標株価を引き上げ

 日本水産<1332>が逆行高、朝方から買い優勢で始まった。ただ、現在は上げ幅を縮小して推移している。大手国内証券のレーティング格上げが買い手掛かり材料になっているようだ。
 大和証券では日本水産のリポートを作成、同証券のアナリストは「食品事業の収益改善を反映し、投資判断を引き上げ」としてレーティングを「3」から「2」へ格上げ、目標株価を360円から500円に引き上げている。
 食品事業の改善がポジティブであることに加え、現在は織り込んでいないサーモン市況の上昇があれば更なる増額修正余地があると解説している。
 きょうは、ECB追加金融緩和のあと、欧米株式市場が大幅安になっており日本株も大幅安スタート。全面安の中でこうした買い手掛かり材料が逆行高にさせている。
《MK》

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