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2015年12月03日17時10分

【市況】<マ-ケット日報> 2015年12月3日

 3日の市場は日経平均が小反発。終値は前日比1円高の1万9939円だった。米株下落を受けて中頃まではマイナス圏での推移となったが、円安が進行した終盤から切り返してわずかながらもプラス圏へ浮上して引けている。相場は底堅さを保っているが、市場の出来高は低調で、上値追いの動きがなかなか出て来ない。

 昨日の米国市場は原油先物(WTI)が節目の40ドルを割り込んだことを受けてダウ平均が大幅反落した。終盤はカリフォルニア州での銃乱射事件発生で下げ幅を拡大させてしまった。注目されたイエレンFRB議長の講演は景気に対して強気な内容だったが、目新しさはなく特に材料視されることはなかった。さて、米国株の下落を受けた東京市場は日経平均が50円ほど下げて始まったが、その後は大きく売り込まれる風もなく、マイナス圏ながらも底堅さを感じさせる値動きに。中国上海株がしっかりしたほか、円相場が対ドルで下落したことで徐々に相場も締まり出し、日経平均は終盤にかけてプラス圏へと浮上した。今晩のECB理事会と明日の米雇用統計発表を控え商いは低調(東証1部で18億株)だったが、ECBの追加緩和はほぼ間違いなく実施されるとの見通しで、ある意味売り惜しみが需給を良くさせている面もある。雇用統計もよほど下振れしない限り、月内の米利上げにつながっていくことになるだろう。ECB追加緩和で明日は2万円に再度トライする可能性がありそうだ。(ストック・データバンク 編集部)

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