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【市況】東京株式(前引け)=続落も押し目買いに底堅さ発揮

 3日前引けの日経平均株価は前日比43円安の1万9894円と続落。前場の東証1部の売買高概算は9億4999万株、売買代金概算は1兆392億9000万円。値上がり銘柄数は649、対して値下がり銘柄数は1119、変わらずは153銘柄だった。
 きょう前場の東京株式市場は、前日の米国株市場でNYダウが158ドル安と反落したことを受けて引き続き利益確定の売り優勢でスタートしたが、売り一巡後に下げ渋った。円安、原油安で追い風が吹く企業業績への期待や安倍政権の打ち出す政策期待などから下値では押し目買いが入り、日経平均は一時プラス圏に浮上する場面もあった。しかし、前引けにかけ再び売りに押されるかたちとなっている。
 個別ではファーストリテ<9983>が急落、日本電産<6594>も軟調。パイオニア<6773>、保土谷化<4112>も売られた。ヤフー<4689>も軟調。半面、日本郵政<6178>がしっかり、古河電工<5801>も堅調。東京製綱<5981>が急伸、モバクリ<3669>、レオン自動機<6272>、ジャムコ<7408>なども買われた。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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