市場ニュース

戻る
 

【通貨】NY為替:ドル・円は123円24銭、イエレン米FRB議長が利上げの可能性示唆でドル買い


 2日のニューヨーク外為市場でドル・円は、123円68銭へ上昇後、123円11銭へ反落し123円24銭で引けた。米国の11月ADP全米雇用報告での雇用増加数が予想外に20万人を上回り、7-9月期単位労働コスト改定値も上方修正されたこと。また、イエレンFRB議長の経済やインフレに関する見通し、地区連銀経済報告(ベージュブック) の指摘を受けて、利上げ観測が強まりドル買いが加速した。その後、原油価格が40ドルを割り込んだことや、カリフォルニア州で銃乱射事件が発生したとの報道を嫌気して、リスク回避の動きが強まった。


 ユーロ・ドルは、1.0551ドルへ下落後、1.0627ドルへ反発して1.0615ドルで引けた。米利上げ観測でいったんドル買いになったのち、リスク回避で米債券利回り低下に伴うドル売りが再燃した。ユーロ・円は、130円34銭から130円98銭へ上昇した。


 ポンド・ドルは、1.5036ドルから1.4895ドルへ下落。ドル・スイスは、1.0308フランへ上昇後、1.0180フランへ下落した。

《KK》

 提供:フィスコ

株探からのお知らせ

    日経平均