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【特集】ソルクシーズ Research Memo(2):主力のソフトウェア開発事業に加え、デジタルサイネージ事業も


■事業概要

ソルクシーズ<4284>の事業セグメントはソフトウェア開発事業とデジタルサイネージ事業に区分されているが、2015年12月期第3四半期累計(2015年1月?9月)における売上構成比ではソフトウェア開発事業が95.9%を占める主力事業となっている。

ソフトウェア開発事業は、同社のほか子会社8社で構成され、それぞれ専門分野に特化した事業展開を行っている。単独ベースで見た業種別売上高構成比(2015年第2四半期累計実績)では、金融業界向けが67.6%と高いのが特徴で、なかでもクレジット向けが30.6%と最も比率が大きい。また、直接・間接顧客売上構成比の比率は金融業界向けを中心に26.6%となり、富士通<6702>や日立製作所<6501>系など同業他社からの二次受けとなる間接売上比率が73.4%を占めている。

一方、デジタルサイネージ事業は国内と中国の子会社2社で展開している。国内ではアミューズメント施設向けのデジタルサイネージやソーラー発電設備の施設工事事業を中心に展開しており、また中国では病院・スーパー向けに電子棚札事業を展開している。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)

《HN》

 提供:フィスコ

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