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2015年12月02日15時37分

【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(2):大成建、ミクシィ、鹿島、サイバー

■大成建設 <1801>  809円  +30 円 (+3.9%)  本日終値
 大成建設<1801>が急伸。国内大手証券では、16年3月期通期の営業利益予想は建設大手4社の中でも最も保守的と指摘。特に下期の建築粗利率の見通しは、足元の事業環境が上期と同様に推移していることを考慮すると保守的との見方で、短期業績の上振れ余地は大きく、17年3月期には営業利益1000億円台への到達が視野に入ってくると解説。レーティング「バイ」を継続、目標株価を900円から1030円に引き上げている。

■ミクシィ <2121>  5,190円  +180 円 (+3.6%)  本日終値
 ミクシィ<2121>が反発。ここ個人投資家資金の市場回帰が観測されるなか、ジャスダックやマザーズなど新興市場銘柄のボラティリティの高い銘柄に物色の矛先が向いている。そのなか、同社はチャート的にも底値ボックス圏をブレークして上値追い態勢を明示、マザーズ指数上昇の牽引役となっているかたちだ。「モンスターストライク」に偏った収益依存度の改善を図るなか、「ブラックナイトストライカーズ」と「マーベルツムツム」の新ゲームアプリ2タイトルに期待がかかっている。16年3月期業績は営業利益段階で前期比52%増の800億円と高変化を見込むが、上期に前年同期比3倍の436億7400万円を稼ぎ出しており、進捗率も約55%に達している。

■鹿島 <1812>  726円  +24 円 (+3.4%)  本日終値
 2日の東京市場で、鹿島建設<1812>や東急建設<1720>、大成建設<1801>、大末建設<1814>など建設セクターが高い。東証1部の業種別株価指数では「建設業」が上昇率トップとなって賑わっている。きょうは野村証券が鹿島建設、大成建設の目標株価を引き上げたことが伝わっている。鹿島は前日比27円高の729円まで上昇する場面があり、8月につけた年初来高値730円にあと1円に迫る場面があった。同証券のアナリストは鹿島のレーティング「Buy」継続、目標株価を751円から937円に引き上げている。不採算案件へのリスク拡大が後退して着実に業績は改善すると予想、2016年1月~3月期はリニア中央新幹線の工事受注もカタリストになろうと解説している。

■松屋フーズ <9887>  2,903円  +92 円 (+3.3%)  本日終値
 1日、松屋フーズ <9887> が月次報告(速報)を発表。11月の既存店売上高が前年同月比3.5%増と、今期に入り8ヵ月連続で前年比プラスだったことが買い材料視された。同社は10月15日から22日までの期間限定の値下げセールを実施しており、11月はその反動が懸念されていたが、増収を確保したことが好感され買いが向かった。

■サイバーエージェント <4751>  5,400円  +140 円 (+2.7%)  本日終値
 サイバーエージェント<4751>が続伸。モルガン・スタンレーMUFG証券では、16年9月期上期はスマートフォン広告事業の安定成長に加え良好なゲームビジネスが牽引役となり、堅調な業績モメンタムを想定。先行投資による一時的な収益押し下げリスクが想定されるものの、過去に複数の新規事業を立ち上げてきた経験値が蓄積されている強みが生かせるとみて、レーティング「オーバーウエイト」を継続。目標株価は6800円から6700円に調整している。

■大塚ホールディングス <4578>  4,282円  +110 円 (+2.6%)  本日終値
 大塚ホールディングス<4578>が続伸。同社は1日、傘下の大塚製薬がカンボジアで、イオン飲料「ポカリスエット」の販売を開始したことを発表した。1980年に日本で発売以降、ポカリスエットは海外展開を拡大。カンボジアでの発売により20カ国・地域での展開となる。カンボジアは、一人当たりのGDPが過去10年で倍増するなど、アセアン地域の中でも、ベトナム、ミャンマーと並んで、更なる経済成長が見込まれる国のひとつ。現地の販売拡大が期待される。

■第一三共 <4568>  2,602.5円  +48.5 円 (+1.9%)  本日終値
 第一三共<4568>が続伸。同社は1日の取引終了後、子会社のU3 Pharma社(ドイツ・ミュンヘン)の閉鎖を発表した。U3 Pharma社の従業員数は約40人で、がん治療を標的とした抗体医薬の研究開発を行っていた。今回、開発プロジェクトへの投資効率を高めるべく、その取り組みの一環として、グローバル研究開発体制を見直すこととし閉鎖を決定。現有の研究開発品目はバイオ統括部などに移管する。

■栗本鐵工所 <5602>  233円  +4 円 (+1.8%)  本日終値
 栗本鉄工所<5602>が続伸。NEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)が朝方発表した「次世代ロボット中核技術開発」(調査研究・先導研究)にかかる委託予定先の一つとして、同社が決定したことが好材料視されている。「革新的ロボット要素技術分野」として、同社と名城大学や岐阜大学、VRテクノセンター(岐阜県各務原市)、筑波大学、NTTデータ経営研究所(東京都千代田区)などが取り組むテーマ「次世代機能性材料を用いた革新的ロボット構成要素およびその効果的な活用方法の研究開発」が採用されたというもの。NEDOの次世代ロボット中核技術開発では、単なる現在のロボット関連技術の延長上にとどまらない、人間の能力を超えることを狙う革新的な要素技術を研究開発するのが狙いという。

株探ニュース

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