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【市況】日経平均は反落、2万円回復で利益確定売り優勢/相場概況


日経平均は反落。1日の米国市場では、アジア株が全面高となったことで買いが先行したほか、米国の経済指標がおおむね堅調な内容となったことも好感され、NYダウは168ドル高となった。ただ、日経平均は前日、約3ヶ月半ぶりに節目の2万円を回復していたことから、本日は利益確定の動きが先行し54円安でスタートした。前引けにかけて2万円に乗せる場面も見られたが、おおむね19950円を挟んでのもみ合いが続いた。日中値幅は75.90円となり、特に後場は42.58円という狭いレンジで推移した。

大引けの日経平均は前日比74.27円安の19938.13円となった。東証1部の売買高は18億9807万株、売買代金は2兆3057億円だった。業種別では、ガラス・土石製品、パルプ・紙、精密機械が下落率上位だった。一方、建設業、水産・農林業、情報・通信業が上昇率上位だった。

個別では、ソニー<6758>、ファーストリテ<9983>、みずほ<8411>、日本電産<6594>、日産自<7201>などが軟調。村田製<6981>は3%安、アルプス電<6770>は4%安に。また、ミネベア<6479>が6%超下げ東証1部下落率トップとなったほか、SKジャパン<7608>、DTS<9682>などが下落率上位となった。一方、トヨタ自<7203>、三菱UFJ<8306>、ソフトバンクグ<9984>、三井住友<8316>、ファナック<6954>などが堅調。大成建<1801>は4%近い上昇に。また、新日無<6911>、日新電<6641>、ユーグレナ<2931>などが東証1部上昇率上位となった。
《HK》

 提供:フィスコ

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