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【市況】東京株式(前引け)=前場後半に下げ渋り小幅安

 2日前引けの日経平均株価は前日比10円安の2万2円と小幅反落。前場の東証1部の売買高概算は9億7359万株、売買代金概算は1兆982億2000万円。値上がり銘柄数は897、対して値下がり銘柄数は832、変わらずは192銘柄だった。
 きょう前場の東京株式市場は、前日引け際に2万円大台を回復した反動で目先達成感からの利益確定売りが先行した。前日の米国株市場でNYダウ、ナスダック指数とも大幅高だったものの、シカゴ日経平均先物12月物が軟調だったことで、これにサヤ寄せするかたちで売り優勢となった。しかし、値上がり銘柄数が値下がりを上回るなど地合いそのものは悪くない。前場後半は戻り歩調を強め、前引け時点では小幅マイナス圏ながら高値引けとなり2万円台に乗せて着地している。
 個別ではトヨタ<7203>が堅調、ファナック<6954>もしっかり。ユーグレナ<2931>が商いを伴い急伸、新日本無線<6911>は値上がりトップに買われた。リョービ<5851>、東急建設<1720>なども値を飛ばした。半面、ミネベア<6479>が大幅安、スタンレー電<6923>、アルプス電<6770>も売られた。東ソー<4042>、イビデン<4062>なども値を下げている。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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