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【経済】(中国)北京の病院、深刻な大気汚染で満員状態が続く


大気汚染が再び深刻化している北京市では、病院の満員状態が続いていると報じられている。中でも呼吸器疾患で病院に駆け込む高齢者と児童の急増が目立っているという。

北京市では11月26日までに大気状況が良好だったが、27日から急速に悪化し、一晩で大気中のPM2.5(微小粒子状物質)の濃度が7倍に急増した。その後は大気汚染の改善がみられていないと報じられた。

北京市環境当局は、11月後半の降雪で華北地区の湿度が高く、これが大気の流動を阻害していると指摘。また、気温の低下に伴う暖房供給ための石炭燃焼が増加していることも一因だと分析した。

《ZN》

 提供:フィスコ

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