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【経済】ブラジルの景気後退が深刻、7-9月期は過去25年で最悪


ブラジルの景気後退が深刻化している。きのう12月1日に発表された今年7-9月期の国内総生産(GDP)成長率は前期比で-1.7%となり、過去25年で最悪となった。前年同期比では-4.5%まで落ち込んだ。

中国などの景気減速に伴う資源需要が大幅に減少していることが資源輸出国であるブラジル経済を直撃。また、国内の政治混迷が続いていることも一因だとみられている。なお、支持率が低迷しているルセフ大統領が率いる与党は腐敗などに関与した疑いが浮上しているほか、財政再建するために増税や財政支出の削減などの実施がブラジルの経済成長を一段と圧迫していると指摘されている。

《ZN》

 提供:フィスコ

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