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【経済】政治から読み解く【経済と日本株】片山氏:政府の累積債務の解消には・・・


片山とらのすけ氏は「トマ・ピケティは、政府の累積債務の解消には、1:歳出削減や消費税増税による財政健全化、2:インフレによる実質的な削減、3:富裕層の資産への累進課税があり、3が適当と説きますが、わが国では意図はともかくも1も3中途半端で、結局は2となっているという説が段々と説得力を持って来ました。」とツイート(12/1)。


インフレによる実質的な削減については、量的緩和策を最初に導入した2001年の時点で市場関係者の間で噂になったことがある。増税による財政再建は困難との見方は当時から多かった。ギリシャも緊縮財政で失敗している。財務省は税収を増やすためには増税しかないと考えていた時期があったが、現実的には難しいことが判明しつつある。ただし、
過度のインフレは日本経済にとっての打撃となり、株式市場も大変な状況となる。

《MK》

 提供:フィスコ

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