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【市況】東京株式(寄り付き)=米株安と円安の綱引きも買い優勢

 1日の東京株式市場は売り買い交錯で方向感を欠くなかもやや買い優勢でスタート、寄り付きの日経平均株価は前日比51円高の1万9799円と反発。前日の米国株市場ではNYダウ、ナスダック指数など主要指数がいずれも軟調だった。今週はECB理事会や米11月の雇用統計発表などを控え、積極的な買いを入れにくい環境であり、日経平均は2万円を前に足踏みが続いている。ただ、外国為替市場では1ドル=123円台で推移するなど円安歩調にあり、主力輸出株には買い戻しを誘発する材料ともなる。一方、中国・上海株がここ再び不安定な動きにあり、きょう前場取引時間中に発表される中国のPMIなどと絡め東京市場にも影響を与えそうだ。寄り付き時点で業種別では33業種中、23業種前後が高い。値上がり上位に電力ガス、鉄鋼、その他製品、卸売、証券、石油など。値下がりは金属製品、水産、鉱業、その他金融など。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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