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【市況】短期資金は中小型株に向かいやすい需給状況/後場の投資戦略


日経平均 : 19807.43 (-76.51)
TOPIX  : 1585.00 (-9.45)

[後場の投資戦略]

 日経平均は5日線を割り込んでおり、ボリンジャーバンドでは+1σでの攻防から割り込んできている。そのため、調整色が強まりやすいところであるが、日柄的に割り込みやすいところでもあるため、こう着感の強い展開が続きそうである。一方で、中小型株への個人主体とみられる物色が目立つ状況のため、日経平均の動向にはそれ程関心が向かっていないようである。
 指数インパクトの大きいところでは、KDDI<9433>、ファーストリテ<9983>、東エレク<8035>が堅調。半面、武田薬<4502>、7&IHD<3382>、トレンド<4704>、電通<4324>などが重石に。月末のドレッシング期待等もあって下値の堅さは意識されやすいだろうが、短期資金は中小型株に向かいやすい需給状況であろう。(村瀬智一)
《NH》

 提供:フィスコ

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