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【通貨】外為サマリー:1ドル122円80銭前後で堅調推移、10月鉱工業生産に反応限定的

 30日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時過ぎ時点で1ドル=122円78銭前後と前週末に比べ40銭強のドル高・円安で推移している。
 前週末27日のニューヨーク外国為替市場は、米国の12月利上げ観測を背景に122円80銭台に上昇した。週明けの東京市場も、この流れを引き継ぎ122円80銭前後での値動きとなっている。
 この日、経済産業省が発表した10月の鉱工業生産指数速報(季節調整済み)は98.8と前月比1.4%上昇した。市場予想の1.8%上昇を下回ったが反応は限定的だった。今週は3日に欧州中央銀行(ECB)理事会、4日に米11月雇用統計とビッグイベントがあり、市場には様子見姿勢も出ている。
 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0577ドル前後と前週末に比べ0.0040ドル前後のユーロ安。対円では1ユーロ=129円90銭前後と同4銭前後の小幅なユーロ安・円高で推移している。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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