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【材料】アインHDが急反落、国内大手は投資の視点は調剤報酬改定影響をいかに克服するかに移ると指摘

 アインホールディングス<9627>が急反落。同社は26日引け後に16年4月期の第2四半期累計(5~10月)の連結決算を発表。大幅な増収増益で着地したものの、通期の見通しが据え置かれたことなどで、失望売りが膨らんでいるようだ。
 野村証券は同社について、投資の視点は16年4月の調剤報酬改定の影響をいかに克服するか、に移ると指摘したうえで、調剤基本料等の引き下げを見込み野村予想を下方修正している。ただ、M&A等による規模拡大と、薬剤師の生産性向上、店舗オペレーション効率化で経常増益基調の継続を見込み、厳しい改定を好機とし業界再編をリードしながら業容拡大するシナリオは不変と解説。レーティング「バイ」、目標株価7300円を継続している。
《MK》

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