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【市況】東京株式(寄り付き)=投資家心理改善受け買い先行

 26日の東京株式市場は買い優勢でスタート、寄り付きの日経平均株価は前日比82円高の1万9929円と反発。前日の欧州株市場では独DAXや仏CACなど主要指数が大きく上昇した。米国株市場ではNYダウがほぼ横ばいで着地したものの、海外で地政学リスクに対する投資家の不安心理が改善していることは、東京市場にもプラスに働いている。外国為替市場では1ドル=122円台後半と円安含みに推移していることも主力輸出株中心に買い安心感につながっている。ただ、日本時間今晩の米国株市場は感謝祭で休場となることもあって、全般相場は上値を買う動きも限定的となりそうだ。安倍政権の「一億総活躍社会」実現に向けた緊急対策取りまとめに注目が集まりそうだ。寄り付き時点で業種別では33業種中、鉱業、紙パルプ、機械を除き高い。値上がり上位では保険、精密機器、石油、建設、不動産、情報通信など。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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